第452号 (26/01/04 登録 26/01/05 更新)
目次
[編集後記]
- 2026年1月号、オンライン版330号をお送りします。
- あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
- ジョン・ヴァーリイが亡くなりました。12月10日、自宅で慢性閉塞性肺疾患のため78歳で亡くなったとのこと。とても残念です。慎んでお悔やみを申し上げます。
- ヴァーリイといえば「ピクニック・オン・ニアサイド」をぼくがSFマガジンに訳したのが1978年1月号。もう48年前になるんですね。続けて「逆行の夏」「鉢の底」と訳し、短編集『残像』が出たのが1980年。この前(といってももう10年前になるんですが)創元から『八世界全短編』全2冊を出したのがつい最近のことのような気がします。
- ヴァーリイは2021年に重い病気になり、心臓手術を受けて(手術は成功)治療費やリハビリ費用、生活費をサポートする義援金の寄付がWEBで行われました。ぼくだけでなく日本からも何人もの人が寄付し、無事に回復して退院したとの報告がありました。彼は感謝の言葉と共に、もうすぐ未発表の小説を書き直す予定だと力強く書いていました。アイデアがあるのだと。その後出た3冊の長編のうち、どれがそれだったのかはわかりませんが。
- 最後にぼくが読んだのは〈八世界〉のスピンオフ長編である『IRONTOWN BLUES』です。犬好きのヴァーリイらしい、ワンコ大活躍の冒険活劇SFでした。これが遺作となってしまったのですね。
- 次号は2月1日ごろに登録の予定です。
26/01/04(大野万紀)