２０１５年５月号、オンライン版２０２号をお送りします。
SFマガジンの「ハヤカワ文庫SF総解説」が圧巻です。自分を初めTHATTA関係者も執筆していますが、それ以上に作家、翻訳家、評論家、若手から古株まで、まさに日本SF界の総力を示したかのような解説陣がすごい。
いずれの内容も、執筆者が腕をふるった、短い中に単なるあらすじ紹介に終わらない、読み応えのあるものとなっています。４月号で１～500、６月号で501～1000、次の８月号（6月刊）では1001～2000番と、怒濤の勢い。全部そろうと、文庫総解説として空前のものになるでしょう。単行本化はされないのかな。
５月になって、ようやく晴天がつづくようになりました。この春、関西は記録的に雨や曇りの日が多かったのです。気温も急に上昇し、いかにも初夏の陽気です。
５日には、東京でSFセミナー2015が開催されます。ぼくはまた、都合で参加できないのですが、皆勤賞の水鏡子は当然参加と聞いています。今年も作家インタビューやラファティ企画、SFと科学に関する企画など、面白そうな企画が多いですね。参加される方がうらやましいです。ぜひお楽しみください。
次号は６月７日ごろに登録の予定です。