２０１３年２月号、オンライン版１７６号をお送りします。
２月になって、とても寒い日々が続きます。冬だから当たり前といえば当たり前なのですけどね。それでも大阪城公園の梅園では、梅が咲き始めています。
「本の雑誌」が何と大森望特集です。すごいですね。ファンジンみたい。とTwitterに書いたら、創元の小浜さんから「こんな構成力のあるファンジンはもう２０年ほど見たことがありませんよ」とのリプライ。でも何かが足りないなと思っていたら、YAMAMOTOさんの日記を見て気がついた。そうだ、SF者すごろくがないのだ。
ロシアの隕石落下にはびっくりしました。さっそくWikipediaに項目ができていますね。その翌日の小惑星地球接近とは関係なく、偶然の出来事だったようです。
「ウィアード・インヴェンション」連載中のフジモト・ナオキ（藤元直樹）さんが会津信吾さんと編集した『怪樹の腕　<ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選』が、東京創元社から発売されました。オーガスト・ダーレスやフランク・ベルナップ・ロングらの怪奇小説が〈新青年〉などに載ったそのままの翻訳で収録されているという、なかなかの奇書です。
次号は３月２４日ごろに登録の予定です。