新しいiPad
の後にマイクロソフトのSurfaceが発表され、そうなるとタブレット分野ではもうAndroidは安さしかない、という暗い時代になりました。しかし、まあそれなら中華Padで十分でしょう。Android
OS4.03、液晶はIPS、タッチパネルは静電式、CPUはDualコアの7インチタブレットを150ドルで購入。厚さ9mm、重さ300g強、隙間やがたつきも見られず、1、2年前と比べても格段の品質向上を果たしています。その上、同等の日本製/韓国製に比べて3分の1以下の価格。
まあ、それはさておき、
前回(2004年)Jコレクション22冊目までをリスト化した続きで、今回は10周年目の55冊までのインデクスを作ってみました。残念ながら、(読んでいても書かずに終わるなど)一部に欠落を生じております。これを見ると2008-9年をピークに一旦勢いが下がり、《想像力の文学》との棲み分けなど、方針が不安定だったことが分かります。そういう意味でも、2012年はJコレクションへの回帰/リニューアルが指向されたのだと言えますね。
藤崎慎吾『ハイドゥナン(上下)』(2005年7月)
北野勇作『空獏』(2005年8月)
-
町井登志夫『血液魚雷』(2005年9月)
-
林譲治『ストリンガーの沈黙』(2005年11月)
-
山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』(2006年1月)
-
西島大介『アトモスフィア(上下)』(2006年3月)
-
石黒達昌『冬至草』(2006年6月)
-
小川一水『天涯の砦』(2006年8月)
-
飛浩隆『ラギッド・ガール』(2006年10月)
-
円城塔『Self-Reference ENGINE』(2007年5月)
-
伊藤計劃『虐殺器官』(2007年6月)
-
機本伸司『スペースプローブ』(2007年7月)
-
林譲治『進化の設計者』(2007年9月)
-
円城塔『Boy's Surface』(2008年1月)
-
笹公人『叙情の奇妙な冒険』(2008年3月)
-
小林泰三『天体の回転について』(2008年3月)
-
吉田親司『マザーズ・タワー』(2008年7月)
-
高野史緒『赤い星』(2008年8月)
-
伊藤計劃『ハーモニー』(2008年12月)
-
仁木稔『ミカイールの階梯(上下)』(2009年5月)
-
岡田剛『ヴコドラク』(2009年7月)
-
長谷敏司『あなたのための物語』(2009年8月)
-
山本弘『地球移動作戦』(2009年9月)
-
林譲治『ファントマは哭く』(2009年10月)
-
上田誠『曲がれ! スプーン』(2009年10月)
-
片理誠『エンドレス・ガーデン』(2010年9月)
-
上田早夕里『華竜の宮』(2010年10月)
-
三島浩司『ダイナミック・フィギュア(上下)』(2011年2月)
-
田中啓文『罪火大戦ジャン・ゴーレI』(2011年4月)
-
倉数茂『始まりの母の国』(2012年4月)
-
法条遥『リライト』(2012年4月)
-
八杉将司『Delivery』(2012年5月)
-
花田智『天狼新星 SIRIUS:Hypernova』(2012年5月)
|