岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。3月は『Boy's Surface』、『夏の涯ての島』、『2012』、『蒸気駆動の少年』、『エヴリブレス』などを収録。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。
 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

 ひやー、もう3月も終わりです。年末以来3ヶ月間ストップしていたわけで、荒淫、いや光陰矢のごとしですね。私事で、というか私仕事の収拾がつかず、THATTAをサボっておりました。今でも苦しいけど。

 ソニーや三洋が、持ち運び自由なポータブルナビ(PND)を2006年に発表してから、日本でもPNDが話題になってきました。とはいえ、据付型のハードディスクナビなど重装ナビが主流の状況は、いまのところ大きな変化がありません。その一方で、海外ではナビといえばPNDのこと。ヨーロッパの量販店でも見渡す限りPNDが展示されています。

 何でナビの話かというと、このナビの中身はWindows CE/Mobile+地図+ナビソフトで構成されているため、事実上PDAと同じことが多いのですね(ソニーなど、日本メーカのものはオリジナルもあります)。筆者は過去PDAを買ってはすぐ飽きて手放すを繰り返してきた口なので、「実用的なPDA」として、PNDに少し興味があります。そういうものなので単価も安く、最高級品でも10万円を越えることはありません。安物の主流は5万以下。


  TomTom 920 Automotive GPS System


P350 Frontal view

 海外の売れ筋4強は、マジェラン、トムトム、ガーミンと、PNDとしては新興のマイタック(Mio)です。ガーミンは、古くからハイキングや登山などアウトドア用途に持ち運ぶナビ(初期は方位計のオマケのようでした)を作っていました。マイタックは台湾のPCメーカーで、PDAの派生品としてPNDを始めています。安価で高機能なため人気です。昨年出たクラリオンのPNDも中味はマイタックのOEMでしたね。

 GPSは携帯でも使えるくらい1チップで高性能なものが出ています。もはや、ベース機能にノウハウも何もない、材料さえあれば簡単に作れます。台湾からは類似の製品が山のように作られています。さて、これからどうなるかですが、ここから先は価格か使いやすさかの世界です。持ち運べるナビに、ソフト的な定番はまだないので、アイデアがいかに生きるかが分かれ目でしょう。社会習慣、インフラの違いが顕著にあるため、ワールドスタンダードは難しいと思います。


 

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