第360号 (18/05/06 登録 18/05/09 更新)
目次
[編集後記]
- 2018年5月号、オンライン版238号をお送りします。
- 5月です。気持ちのいい季節になりました。でもまだ天気は不安定ですね。はしかの流行も気になるところです。
- 高畑勲監督の訃報。ニュースを聞いて、「となりのトトロ」を4歳の娘を連れて見に行った時のことを思い出しました。それが高畑監督の「火垂るの墓」と併映だったんです。「火垂るの墓」が先に上映されて、どうしたものかとあせったんですが、同い年の女の子が死んじゃう話なのに、意外としっかりと見ていました。もちろんトトロが始まると大喜び。こっちもほぼ同い年の子が出てくるんですけどね。
- ぼくにとって「火垂るの墓」は阪神間や西宮のご当地アニメという側面があります。知っている景色がリアルに描かれ、当時はまだ残っていた阪神間の古い町並みがそのままに描かれていました。震災後はそれもほとんど消えてしまったのですが。
- もっとも、ぼくにとっての高畑勲作品といえば、何といっても「じゃりン子チエ」なんですけどね。
- シミルボンに大野万紀のSFレビューとコラムを登録しています。こちらもどうぞよろしく。
- 次号は6月3日ごろに登録の予定です。
18/05/06(大野万紀)