岡本家記録とは別の話(ペット・セマタリー篇)

 岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。7月は 『さようなら、いままで魚をありがとう』、『マーダー・アイアン』、『ぼくがカンガルーに出会ったころ』、『砲艦銀鼠号』、『日本沈没 第二部』などを収録。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。
 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

 ペット・セマタリー
 昨年の3月に腎臓病になった オス猫がとうとう亡くなってしまいました。闘病1年4ヶ月。本当に悪くなったのはここ半月ほどで、毎日点滴治療でした。夏の暑さが堪えたようです。白血病も併発(猫の白血病は、癌ではなくウィルス性疾患です)。体重こそ減るものの、 猫なのであまり苦しそうな顔はしません。実際どんな具合だったのかは分かりませんが。享年10歳3ヶ月 (人間で言えば60歳、キャット/ドッグイヤーも最近は7年から6年に延びたようです)。

黒トラの猫でした

 実家では、代々のペットはみんな庭に埋められてきました。死期の近づいた猫は、たいてい家からいなくなってしまいます。自宅で亡くなるというのは珍しい(この猫も前日は外に行きたがりました)。とはいえ、埋めてやれるほどの庭のスペースはなく(大柄な猫です)、亡くなったのが日曜日なので、自治体のサービスもお休み。夏場に放置はできません。
 ふーむ、しかし今ではペット葬送業も多様化しています。火葬、埋葬、祈祷まで各種サービスが充実していて、休日なしでサービスしてくれます。料金は一万五千円から三万円程度まで各種あり。人間の葬儀と併用しているところもあり(善し悪しですね)。もちろん専用墓地も買えます。まあしかし、墓まではいりません。中のクラスで頼んでも、祈祷つき(般若心経のテープ)、火葬つき、骨壷つきです。スタイル的には人間の葬儀とほとんど同じですね。確かに、オリジナルで考えるより、リアリティがあるのでしょう。
 当家の頼んだのは生駒山(大阪と奈良の県境)の霊園。無慮数百の宗教団体が拠点を構える霊山(役行者発祥の地)です。高速道路も通っていますが、昔ながらの古道も残されています。という点では、ペットの霊場があるのも妥当かも。

開設半年の新築祭壇でまだ墓碑は少ない

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