岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。6月は
『パターン・レコグニション』、『ラー』、『鎮魂歌』、『蹴りたい田中』などを収録。
ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。
PCの更新
2ヶ月ぶりです。といって、特に変わりはありません。
うーむ、さて時代は廻って、ノートPCの更新を実施。デスクトップは、いつの間にか高校生になっている息子が勝手にPCパーツを集めて更新するようになっていて、もはや私の領分ではありません(Athron64マザーというマニアックな構成)。
2年使用したMuramasaが不調に陥り、さっそくオークションで(2年分たまった各種不用品とともに)売り飛ばしてしまったので、ノートパソコンを新規購入しました。
もともとWin2000時代の新古品(売れる前に中古になってしまった悲劇の品物)パソコンだったので、もはや古いし。今回も、Muramasa
MM2-5NEです。大森望に対抗してAmazonで買おうかとも考えたのですが、3万円分ももらえるポイントが1ヶ月しか有効ではなく、しかも本には使えません。洋書やDVDとか購入予定がある
方にはお勧めしますけどね。とはいえ、このクラスのB5ノートなら、実売価格は高いけど、大森先生もお買い上げのLet's
Note R3がベストでしょう。Muramasaは、性能的に見劣りがするものの、日本唯一のEfficeonノートというユニークさが特徴です。トランスメタのCPUは、Intelのプロセッサをエミュレーションする/というか、
翻訳します。Intelプロセッサの命令を読解して、自分自身の言葉の単位にまず分解し、その
言葉を8個の実行ユニットで並列に動かせるように並べ替えます。x86命令は伝統的に大きな、大まかな命令セットなので、バベル17風(ほんとか、うーむバベル17は逆にもっと複雑度の高い言語だったかも)VLIW型命令セットに落とすことで、効率アップが可能というのが、トランスメタの信念だったのですね。
社名からして、メタにトランスするんですから。ただ、今ではLet's Noteで使われているようなイスラエル製(こう書くと何となくヤバそうに聞こえます。イスラエルは「ふつう」のハイテクベンチャーも多い)Intel
CPU Pentium MがノートPCの主流になっていて、最新Efficeonといえども、性能/チップサイズ面で優位とはいえません。Intelの場合、言葉じゃなく体の実行効率(こまめに電気を消す省エネ家族設計)で勝負してますね、サイボーグ的というか。トランスメタの採用企業が増えるかどうかは微妙。そういう悲壮感あふれるレア性もいいかも。
注:ニュース・リリース記事より引用。もっとちいさな最新ノートは、液晶が小さすぎて中高年には向かない。