まんが あ〜ん (12)

前口上

  最近同人誌を見ていたら及川光博本、ワンピース本があった。侮れない同人誌界だ。前に明和電機本もあったし。まずは同人誌で情報を手に入れよう。そお言えば私は、キャプ翼も聖矢も原作読んでいないのに同人誌を読んだことはあります。

(ようこ)


「愛」と「快感」の構造/姫木薫理/宙出版・主婦と生活社/ミッシィコミックス
(か)忘 (よ)忘 (く)★1/2
私の得意な「やおい系まんが」だけど、これはアピールするものがあまりない。(く)
愛されて世紀末/内田一奈/宙出版・主婦と生活社/ミッシィコミックス
(か)忘 (よ)★ (く)★1/2 
このころの内田一奈は、才気の気配はあるんだけど、なんかピントが甘かったように思う。最近の、すっきりしたやおいまんがのほうが印象に残る。(く) 
愛しすぎなくてよかった/内館牧子・入江紀子/講談社/mimiコミックス
(か)★★1/2 (よ)★★
全4巻同名小説の漫画化。ドラマにもなったが、時期がずれているので影響はなかった。97年にコミックスが出ているドラマは98年1〜3月。冴えないOLがふとしたきっかけでかっこいい男と知り合うが男は結婚しない主義。仕事にも恋にも行き詰まりを感じてイタリアへ留学してみるが、そんな程度ではどうにもならない。海外留学なんて所詮、現実逃避。世の中そんなに甘くない。世の中そんなに甘くない。  女性に辛口の話。入江紀子のさっぱりほんわかさはない。  内館牧子ドラマの脚本も内館牧子。主人公なつみにりょう、かっこいい男洋太郎に東山紀之というキャスト。他にも黒木瞳、寺島しのぶ、布施博。  ドラマはどうもペケ。洋太郎がミスキャスト。個人的にはヒガシはすきだが、現実的なエリートサラリーマンとかにはみえないし。りょうとも黒木瞳しっくりみえない。ヒガシは一人が合う。あげくに「愛しすぎると愛は死ぬ」なんてクサイことをいうし。ダサイぞ脚本(よ)
愛と青春の×× (全2巻)/池沢理美/講談社/KCフレンド
(か)★★ (よ)★★
タイムスリップものじゃなっかたかな。主人公の親の若いときにスリップするやつかな。自信がない忘れました。(か)
愛と悲しみのソーセージ /紅迫春美/小学館
(か)★★ (よ)★1/2
短編集。不細工な兄嫁に反発する女子高生の話が表題作このひとは、センスはいいけど、短い物しか描けないみたい。(か)
アイアンサーキット/いなずみたえこ/青磁ビブロス/ビブロスコミックス
(か)★ (よ)忘 (く)★★★★
アイアンサーキットとは近未来の架空のスポーツのこと。往年のローラーゲームに似たルール。主人公の青年は、医者だったのに、なりゆきでチームにはいってしまった変わり種で、ちょっと天然ボケがはいったかわいい系。チームメイトや敵チームのメンバーとの人間関係なんかもあって、もりあがりそうだったのに、続きはどうして出ないのかね。(く) 
赤い十字架/四谷シモーヌ/青磁ビブロス/ビーボーイコミツクス
(か)★ (よ)★★ (く)★1/2
聖職者から吸血鬼になってしまうという、はげしい人生の落差。でも愛なのね。これもやおいです、念のため。(く)
赤ちゃんと僕/羅川真里茂/白泉社/花とゆめコミックス
(か)★★★ (よ)5,6巻くらいまで★★★★あと★★★ (く)★★★1/2
母親が死んで、サラリーマンの父親と小学生の長男と幼稚園児の次男の三人暮らし。ドラマとしては長男の視点が多い。弟の面倒をみるのが嫌というわけではないけれど、自分の時間があまりにないのでイライラしたりする。幼稚園に、あれこれと手作りのものを持ってくるように保母さんにいわれて、そんなもの買えばいいのに、と心でつぶやくシーンにはおもわず共感した。苦労あり涙あり友情あり愛情ありの長期連載だったが、つい先日終わった。まだラストまでちゃんと読んでないのだ。ごめん。(く)
ラストは交通事故で重傷を負った次男・みのるがからくも命をつなぐ。そして中学生となった長男・拓也の入学式に一家そろって出かけるシーンで終わる。(か)
アクロスエンジェル /水星茗/秋田書店/きらら16コミックス
(か)★★ (よ)★★
きらら16に連載されたエスパー物。人工受精で生まれた子供たちが大きくなってから (16,7才だったかな)再開し、その能力をねらう者たちにさらわれそうになる。 (よ)
朝も昼も夜も(全1)/くぼた尚子/角川書店/あすかコミックス
(よ)★★★
最近くぼた尚子のマンガを見ていない。話のテンポに独特の物があったのに。(よ)
あざやかな星たち(全2)/山下和美/集英社/マーガレットコミックス
(か)★ (よ)★
未だ週マが在った頃書いていた普通の少女漫画。(よ)
あさりちゃん/室山まゆみ/小学館/てんとう虫コミックス
(よ)★★
いわずとしれた室山まゆみの代表作。でもちゃんと読んでないのでコメント・点数をかく権利無し。(か)
味いちもんめ/あべ善太・倉田よしみ/小学館/ビックコミックス
(か)★★
板前もの。TVドラマになったんじゃなかったかな。この手のテーマのマンガはたくさんあるけど、これは、絵といい話といいめちゃ平均なのでつまらない。(か)
パラパラとは見ているけど点数をつけられるまでは読んでない。(よ)
あした青空/川原正敏/講談社/マガジンコミックス
(か)★★
ロマコメ。たしかヒロインは、柔道着をきていたように思う。このころの、川原正敏の絵柄は高橋留美子そっくりだった。あのままの絵だったら、修羅の門はなかった。(か)
あした輝く/里中満智子/講談社/KCフレンド
(よ)★★★ (く)★★1/2
全4巻ぐらいだったと思う。性格の違う2人の姉妹の成長物語ドラマチックな愛の物語。こういうのはわりとすき。同じようなのにアリエスの乙女たちとかがある。サムくなるようなクサイせりふもいい。(よ)
明日カップ・イン(全12)/小池一夫・木村えいじ/小学館/ビックコミックス
(か)★
ベタな青年コミック。ヒロインの女子ゴルファーが裸でコーチ(男)にフォームチェックを受けるシーンがあって、このへん青年コミックだなあと思った。(か)
あした天気になあれ(全31)/ちばてつや/講談社/KCスペシャル
(か)★★ (よ)★★★
向太陽という名の男の子がチャーシューメーンといいながらゴルフボールを打って全英オープンで優勝する話。ちばてつやは好きだけどこれは好きではない。(か)
明日の王様/谷地恵美子/集英社/ヤングユー・コミックス
(か)★★★★ (よ)★★★★ (く)★★★★1/2
現在ヤングユーに連載中。未だおちも付いていないのに4点は甘いかなと思うけれど。いやあ、おもしろい。 ヒロインは、芝居にこがれて脚本・演出家めざす。女の子むけの漫画で、演劇テーマの物はたくさんあったけれど演出をやるっていうのはこれが始めてじゃないかな。ニール・サイモンによると演出家っていうのは、征服欲の塊で床の上の暴君のようなもの。だから、タイトルはお姫さまじゃなくて、王様なんだよね。(か)

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