みだれめも 第217回

水鏡子


なろう系3 WEB版を読んでみた

○ とうとうWEB版をつまみ始めた。

 三度笠『男なら一国一城の主を目指さなきゃね』という話を読んでいて(それなりの出来の多人数異世界転生ダンジョン潜り生産系成り上がりもの)、ほとんど話が進まないまま四冊目で終了して、なんだこれは、打ちきりかい、カドカワってこんなことをやってるとほんとに客が買わなくなるぞとぼやきつつ、「小説家になろう」を覗きに行って驚いた。書籍化部分の十倍近い分量が載っていた。現時点でもまだ書き継がれている。一応載っかてるところまで全部読んだ。ほかの作品も、のきなみすごい分量がある。これはまあ、なろう系を大量に抱えている出版社はヒット作以外は打ち切り前提でしか出せない。だからといって序盤の物語の区切りもつかないところで打ち切るのは、編集者がネットで一定量を読んで出版を判断している以上、やはり論外であるといえる。
 実際、思っていた以上に大変な量なのである。

 たとえば香月美夜『本好きの下剋上』という作品は、司書になりたかった女の子が、紙さえまともに存在しない中世風異世界に転生し、周囲を巻き込み社会を変容、紙作り、本作り、図書館作りに邁進する話で、面白い。第1部「兵士の娘」第2部「神殿の巫女見習い」で一応の伏線が回収されたので、続きは下降線と思ったらむしろパワーアップした。最新の第5部は強大な敵や魔力無双で定番化のきらいがある。第3部「領主の養女」の第3巻まで現在10冊刊行されているのだが、WEB連載で250回分くらい。WEB版は700回ほど(そろそろ完結しそうな雰囲気→完結しました!)なので、本になれば30巻の大巻容量なわけである。そんな長さの作品がごろごろある。400字詰原稿用紙にして3000枚4000枚はあたりまえ。

 「小説家になろう」サイト内で掲載作品が評価のランキング順に並ぶ「小説を読もう」を見ると、それぞれの作品の文字数が記載されている。行替えによるスペースを含めると1万文字で400字詰め原稿用紙で30枚相当だから、10万文字でラノベ換算1冊くらい、ふつうの小説なら600枚として20万文字と考えていいのだろう。僕がとりあえず読んでいる文字数の多い作品をあげていくと、次のようになる。一応どれも連載の最後まで読んでいる。

ロッド 『サモナーさんが行く』(完結) 1265万文字
香月美夜 『本好きの下剋上』(完結) 568万文字
三度笠 『男なら一国一城の主を目指さなきゃね』 345万文字
アネコユサギ  『盾の勇者の成り上がり』(完結) 329万文字
Y・A 『八男って、それはないでしょう!』(完結) 277万文字
白米良 『ありふれた職業で世界最強』(完結) 265万文字
寺原るるる 『竜峰の麓に僕らは住んでいます』 256万文字

 最終的に本で読むことに決めたため、WEB版に手を出すことを断念している長い話ではこんなのがある。

長月達平 『RE:ゼロから始める異世界生活』  490万文字
埴輪星人 『フェアリーテイル・クロニクル』 340万文字
割内タリサ 『異世界迷宮の最深部を目指そう』 330万文字
十本スイ 『金色の文字使い』 300万文字
理不尽な孫の手  『無職転生』 283万文字

 まだ読むかどうか決めかねているところでは、

神無月紅 『レジェンド』 666万文字  @A巻購入済
秋ぎつね 『マギクラフト・マイスター』  438万文字  @巻読
小野崎えいじ  『境界迷宮と異界の魔術師』 397万文字  @巻購入
菱影代理 『黒の魔王』 332万文字  @A巻読
愛七ひろ 『デスマーチから始まる異世界狂想曲』  232万文字  @巻読

 『サモナーさんが行く』(完結)を読んだのは見かけた中で文字数が一番多かったため。この話を読むだけでまるまるひと月潰れた。意地で頑張ったけど、読書時間の無駄遣いという気がしなくもない。原稿600枚の単行本換算で70冊くらい。VRゲーム世界で不人気職業サモナーになって、めちゃくちゃ強くなっていく実況ライブ。読みとばさざるを得ない進捗成長データが毎回かなりの分量を占めるので実質30冊分くらいだろうか。本になっているものを覗いてみると文章構成は大きく変えている。バトルを繰り返し他キャラと交流しマップを放浪しながらレベルアップを繰り返す。異世界召喚ではないが構図は同じ。いきあたりばったりでだらだら続く、ただひたすらのバトル実況で、ある種のいさぎよさがある。これこそなろう系物語の典型かもしれない。世界に関わる物語が動き出すのは900万文字(!)を過ぎたあたりから。最終的にはちょっとSF。これだけの分量がありながら取りまとめは粗雑。語りはこなれていてさくさく読めるのだけど、たぶん本なら10冊までで飽きて放り投げたと思う。ネットでの連載形式である強みが存分に発揮されている。

 買って読んだ本の続きにもいろいろ手を出した。ものによっては大幅に変更されているものもあって、これは素直に続きは本を読むしかないと割り切れる。
 とはいえ、面白い話ほど、続きを読むのが待ち遠しくて、WEBに移る可能性が高くなる。連載本の常套であるクリフハンガーが使えないだろうなあということ。小説の出来がいいほど、ちゅうぶらりんで終わらされるとWEBへの移行が加速される気がする。出版されるひとつひとつの本でそれなりに区切りをつけるか、間を置かず次巻を刊行するか、そんな戦略が必要とされる気がする。それに長すぎて飽きてしまったり、本棚の占拠率が気になってくれば、えばとりあえず続きはWEBで軽く読めばいいかと思う人は増えると思う。
読む読まないは別にしてひとつの話であるなら棚で揃えておきたいぼくみたいな人間でさえ、あまりの洪水ぶりもあって、WEBで既読部分の続刊が出ても、ブックオフで100円200円になるまで買いづらい。出版サイドにとっても出し続けることにはいろいろ悩ましいところがあるのは容易に想像できる。
 そもそもネットで無料で読める小説を出版して果たして採算がとれるのか。アルファポリスが成功して、エンターブレインが『まおゆう』をヒットさせても、出版社が二の足を踏んでいたのは当然で、それがヒーロー文庫の大成功で一気に流れが変わって、いまや各社青田刈りに余念のない状況にいたっているわけだが、いわばβ版であると言ってもネットに読みに行く絶対数はたぶん着実に増加していくはずであり、このビジネスモデルがどこまで生き延びていくか状況を追っかけるのは面白い。
 なかには出版化されると同時に、目的を達成したということなのか、書籍化で手間を取らされているのか、WEB掲載が途絶する作品も少なくない。WEB掲載が目的でなく手段に過ぎないと思われて、WEB読者への裏切り行為ととられることもありえるし、並レベルの話だとWEBランキングといった宣伝効果が失われるので、意外とデメリットのほうが大きいように思える。
 出版社サイドもいろいろ工夫を繰り返している。ボーナストラックに書下ろしエピソード短篇を加えるのは定番と言っていい。アルファポリスは自社出版物のWEB版をすべてダイジェスト化した。その結果「小説家になろう」の運営サイトと衝突し、全作品を自社サイトに移行させた。
 一番正解なのは、作家の負担が一番大きい方法だけど、主要キャラクターを増やしたり、構成を思いっきり作り替えたりするケース。しかもそれで従来版もWEBで継続していたりするのだからすごい。さすがに両方読み比べるのはジャンルトータルの分量が大きすぎて断念せざるを得ない。出版された物の優位が確保できる一番の方法に思える。

 さて恒例の採点表だが、どんどんメンバーが入れ替わる。
 読んだもの全部書くことはあきらめて、★3つまでに限定し、かわりに作家単位で作品をまとめた。

★★★★★:5人以内
1 橙乃ままれ 『魔王勇者@〜D・外伝@〜B』(完結・エンターブレイン)
『ログホライズン@〜I』(エンターブレイン)
『放課後のトラットリア@』(@で中断 コミック・フレックス)
2 大森藤ノ 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか@〜J』
『ソード・オラトリオ@〜F』
『ファミリア・クロニクル@』(GA文庫)
★★★★:10人
3 疎陀陽 『フレイム王国興亡記@〜E+WEB』(オーバーラップ文庫)
4 樋辻臥命 『異世界魔法は遅れてる!@〜G』(オーバーラップ文庫)
5 佐島勉 『魔法科高校の劣等生@〜21』(電撃文庫)
6 柳井たくみ 『ゲート@〜D外伝@〜D』(完結・アルファポリス)
7 蝉川夏哉 『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか@〜E』(完結・アルファポリス)
『異世界居酒屋のぶ@AB』(宝島社)
8 アマラ 『神様は異世界にお引越ししました@〜E』(宝島社)
『猫と竜@A』(宝島社)
『地方騎士ハンスの受難@〜B』(アルファポリス)
9 棚花尋平 『用務員さんは勇者じゃありませんので@+WEB』(MFブックス)
10 香月美夜 『本好きの下剋上@〜H+WEB(完結)』(TOブックス)
11 六羽海千悠 『灰色の勇者は人外道を歩み続ける』(WEB)
12 SHOUJI 『チートスキルは売り切れだった(仮題)』(WEB)
★★★:20人
13 割内タリサ 『異世界迷宮の最深部を目指そう@〜E』(オーバーラップ文庫)
14 Gibson 『銀河戦記の実弾兵器@A』(オーバーラップ文庫)
15 日々花長春 『異世界混浴物語@〜C』(オーバーラップ文庫)
16 日暮眠都 『モンスターのご主人様@〜G+WEB』(モンスター文庫)
17 すずの木くろ 『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する@〜D』(モンスター文庫)
18 横塚司 『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける@〜F+WEB(完結)』(モンスター文庫)
19 甘酒之瓢 『ナイツ&マジック@〜E』(ヒーロー文庫)
20 おけむら 『勇者互助組合 交流型掲示板@AB』(完結・アルファポリス)
21 金斬児狐 『RE;MONSTER@〜G・外伝』(アルファポリス)
22 林亮介 『迷宮街クロニクル@〜C』(完結・GA文庫)
23 馬場翁 『蜘蛛ですがなにか@+WEB(完結)』(KADOKAWA)
24 鰤/牙 『VRMMOを金の力で無双する@〜D』(HJ文庫)
『クラスまるごと人外転生@+WEB』(ホビイジャパン)
25 丸山くがね 『オーバーロード@〜I』(エンターブレイン)
26 CHIROLU 『うちの娘の為ならば俺は魔王だって倒せるかもしれない@〜D+WEB(完結)』(ホビイジャパン)
27 秋川滝美 『いい加減な夜食@〜C・外伝』『ありふれたチョコレート@A』
『居酒屋ぼったくり@A』(アルファポリス)
28 長月達平 『RE:ゼロから始める異世界生活@〜J』(MF文庫)
29 高見梁川 『異世界転生騒動記@〜G+WEB』(アルファポリス)
30 笹の葉栗餅 『乙女ゲーム世界で戦闘職を極めます@A』(宝島社)
31 mm 『カボチャ頭のランタン@〜B』(ダッシュX文庫)
32 蝸牛くも 『ゴブリンスレイヤー@〜C』(GA文庫)

○★5と★4の差が縮まった。

 橙乃ままれは脱税事件以降1年以上続きが出ていない。心が折れているのかな。大森藤ノは本人が自賛する最初のミノタウルス戦の熱さを思うと間延びした展開。それでも橙乃の地力と、大森の、本編と外伝で、主人公とヒロインのそれぞれのクランが関わる異なる事件が同一時制で展開され絡み合う構成はすばらしい。物語が長くなればなるほど辻褄合わせは大変になっていく。昔からこのタイプの構成は大好きで、最初に耳にしたのはロレンス・ダレル『アレキサンドリア四重奏』で、最初に読んだのは氷室冴子『渚ボーイ』『多恵子ガール』。最近だと冲方丁〈シュピーゲル〉シリーズがある。

○★4の10点はかなりの様変わり。

 新顔の多くが、異世界集団転移、主人公ぼっちというある意味王道パターンである。書籍化されていないものが2つ入った。
 六羽海千悠『灰色の勇者は人外道を歩み続ける』は、神様を騙して強力なスキルを手に入れた主人公だが、その意趣返しで一人だけ、災害級の魔物が生存競争を繰り広げる終焉の大陸に転移させられ生き延びていく物語。弱肉強食?の大陸の風景生態描写がすばらしい。チート能力の発現でなろうのドラマツルギーはどうしても余裕綽々安っぽくなる傾向があり、いかにリアルな世界と主人公の切実さを維持できるかが作品の質を固める重要な因子になると思うので、この手の緊張感は貴重だ。棚花尋平『用務員さんは勇者じゃありませんので』笹の葉栗餅『乙女ゲーム世界で戦闘職を極めます』がぼくのなかでは同類項。
 ちなみに風景描写がすばらしいものには、アルファポリス書籍化初期作品『RE;MONSTER』がある。異世界転生で最弱のモンスターゴブリンに生まれ変わった主人公が仲間とともにクラスチェンジを繰り返し、強力魔物軍団に変貌しながら各地のダンジョンを制覇していく物語。筋立てはありきたりだが次々巡って回る特色のあるダンジョン描写が美しい。異世界ダンジョン紀行といった趣で、ダンセイニみたいといったら言い過ぎか。
 SHOUJI『チートスキルは売り切れだった(仮題)』は昨年10月に連載が開始さればかりの作品。生まれて初めて書いた小説との触れ込みだけど、既に連載380話140万文字を数えている。ひと月千枚のペースである。毎日3話投稿があたりまえでこの話を書く以外著者は毎日なにもしていないのだろう。
 集団転移にひとりだけ抗って、結果みんなが選んだ後の売れ残りスキルしか残ってなかったことから神様を土下座させ、残りの屑スキルをすべて引き取り異世界転移した主人公の一人語りの物語。最初のうちは定番の展開なのだけど、身内に決めた人間たちの不幸や悲しみを、〈殲滅〉〈虐殺〉するという謎の目標設定が明示化されたあたりから見たこともない感涙物語に変容する。わかるのかわからないのかよくわからないエロいのかエロくないのかよくわからない高く評価できる気がするのだがなんだかダメダメ小説みたいな気もしないではないよくわからない作品で、とにかく毎日まず最初に読んでいる。イベントの進行が止まると、エロ描写(わりと健全)の比率が高まるのが不満。
 文章例をあげてみる。

 「大丈夫だよ〜悪い人たちはも〜っと悪いお兄さんが凶悪に退治したんだよ〜」
 「だね、怖い人たちはもっと怖い目に遭って脅えてるだろうし酷い人たちは酷い目に遭って心を病んでるだろうし?」
 平和だ、だって殺そうとした者は皆死んだ、奪おうとした者は全て奪われた、力で抑え付けようとした者は力で叩き潰された、だから助けようとした者はみんな助かった。争いを暴力で平和にして、凶行を凶悪に殲滅して、全ての悪を悪逆な限りを尽くして屠ってしまった。

 こんなパラドキシカルな文章が、頻出を通り越して基調になっている。言葉遊びとメッセージがぐちゃぐちゃに絡まりあってる。

 ほのぼの系は読んでて気持ちがいいので、量的にかなりの比率を占めるのだけど、順位をつけていくとどうしても切実系に負けてしまう。
 その中から★4に押し込んだのがアマラの作品。『神様は異世界にお引越ししました』は発想はいいのに話が大づくりでラフスケッチの印象が強い。そんな大雑把さが寓話風の設定にうまく似合ったのが『猫と竜』である。猫(ケットシー)に育てられた竜が、母猫が行方不明になったあと、その長寿と強力な力で猫の森を守り、猫の子供たちを教え育てていく話。やがて子どもたちは人の子と触れあい、様々な物語を奏でていく。
 CHIROLU『うちの娘の為ならば俺は魔王だって倒せるかもしれない』もほのぼのタイプで、森で拾った魔族の女の子を養い育てていくあしながおじさん話なのだけど、5冊目から転調する。 子ども時代のヒロインとべた甘過保護な主人公と周囲の人々がとてもいい。
 面白いのはWEBで読むと『フレイム王国』がややしんどい。書籍化にあたって改稿を重ねていることもあるのだろうけど、仕掛けを重ねていく展開が、毎回だらだら安穏に読み続ける読み方には不利なところがある気がする。『サモナーさんが行く』と正反対。
 実際、「小説を読もう」ランキング上位のものがお勧めになると言えないところがある。深刻さの少ない気軽にたらたら読めて、読むストレスのたまらない作品が、たくさんの読者をつかんでいる部分は絶対にある。たらたら読むのに負担をかけない文章の、無双お気楽異世界道中膝栗毛。ああ、そうなんだ、膝栗毛なんだと書いてて初めて気がついた。
 それと『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』の作者の横塚司というのは瀬尾つかさの変名だったとのこと。一時期一気読みして飽きてたのだけど、仕方がないからもう一度その後の本を拾い集めることにする。

 なろう系小説が、基本的にはファンジン創作、同人誌活動と同じものであるのだと今でも思っている。但し同人創作に要求される「志」がとんでもなく薄い。
 そこに三つのボリュームと二つの速度が加わり、これらが相互に支え合い小説類の生成、成長過程が従来のものと大きく変質している。
 三つのボリュームとは、

@ 膨大な執筆者
A 膨大な読者層
B 長大な物語

 二つの速度とは、

@ 作品に対する即座の反応、応答
A 原稿30枚レベルでの連日の更新

 万のオーダーの創作者が何十万のオーダーの読者を(結果的に)意識して、たらたら小説を書くということを甘く考えてはいけない。同人誌活動というのは、どうしても最初の読者に主催者や一緒に活動する知り合いを念頭に置き、ページ単価と部数を勘案せざるを得ない。そんな物理的制約が文章の練磨刻苦や見るべき技法、沈思の思考の供覧に繋がっていく。みんなの出し合う会費で作る印刷物に何千枚の文章を載せることが可能かどうか常識で考えればわかる。見ず知らずの人間が何十万、勝手にランクつけする場で、単行本換算何冊にも及ぶ話をたらたら続けるためには、極端な話、内容よりもいかに受けるか受け続けるかが優先される。それでうければ、うれしくなってどんどん話を書き継いでいく。ランナーハイみたいなもんなのだと思う。しかも書いたものが即日に評価されたりするわけで、うけ続けるためには工夫を繰り返しもするのだろう。
 それが世界構築の稠密やキャラ描写の深化より、のりやテンションの維持や語りの巧みさなどであったとしても、たのしければそれはそれでいいんだと思う。


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