岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。


 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、
それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

8月

 今月は、伊藤典夫訳ハーラン・エリスン『死の鳥』が出たばかり。既訳エリスンをまとめたもの(原著1987年まで)なので、新しいものや初訳はありませんが、何といってもエリスンです。8月末には、山岸真&中村融訳イーガン『エターナル・フレイム』(3部作の第2部)も出ます。

 東京創元社からは、しばらく途絶えていたバラードの短編集が、編年順にまとめられたハードカバー全5巻(2001年の原著では1200頁弱の1巻だったもの、2分冊版もあり)として復活します。ちょっと/かなり高いけど、何といってもバラードですからね。版権の関係があり、旧来の短篇集のまま復刊できないのです。そのかわり、『ヴァーミリオン・サンズ』など、他社で出た短編集を含むすべてを収録したもの。新訳/初訳も含まれるでしょう。日本版では、さらに工夫があるのかもしれません。

 さて、1ダース目、第12作は「人事課長の死」です。21枚のショートショート書下ろし。それほど遠くない未来、とある会社の人事課長が職を失います。しかたなくハローワークのようなところで、新しい仕事をあっせんされるのですが。

人事課長の死
 (クリックすると別ウィンドウが開きます)

 いつもと同様、この作品はMicrosoftのswayを用いて作られています。

 本編はフィクションです。モデルは存在しません。

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