岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。2月は『アイアン・サンライズ』、『失われた町』、『僕僕先生』、『闇鏡』、『マルドゥク・ヴェロシティ』などを収録。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。
 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

 当家が光ファイバ(FTTH)に変えてから、すでに3年が過ぎました。これまでインターネット専用だったこの回線の効率を上げるために、今月から電話も光電話と交換しNTTを休止しました。今のIP電話の悪い噂を聞いている人から見ると、大丈夫か、と思うのは当然でしょうけどね。光電話の大手は東西NTTと電力系会社です。関西の場合は関西電力系のeo(イオ)が有力で、NTT西日本よりもシェアが高い状況にあります。CATVや有線放送系よりもサービス地域が広いため、今後もこれらインフラ系の業者が有力でしょう。しかし、IP電話には従来から問題点があります。

 まず第1に、IP電話は停電に対応できません。メタル電話の場合、電話線自体に電流が流れているため、電力会社が停電しても電話は通じます(非常時でもNTTが給電している)。光ファイバではそうはいきません。受信装置側に電源が必要です。

 第2に通信品質の問題があります。IP網は電話線のような専用の保守がされていないため、時に大規模なシステムダウンを起こします。

 ただし、もともとあった第3の問題点、通話品質は最近改善されています。電話の音なんて、もともと大したことがないように思いますが、IP電話では伝送遅延が起こって、相手とリアルタイムに通話できないことがあったからです。110/119などとつながらない問題も、ほぼなくなりました。ナンバーポータビリティも可能になっています(これは、従来の電話と同等でなければ認められません)。

 メリットは安いことでしょう。ADSL(中速度)と光を比較するだけなら、それほど大きな差はありません。当家の場合過去にISDNに変えていたため、普通の電話の2倍近くのコストでした。こんなケースでは、明らかに安いですね。10年使ってきたTAもISDNルータも廃棄しました(考えてみると端末側ISDN機器も、停電になると使えません)。

 デメリットは、旧来のダイアルアップ回線速度が低下したこと。上記Webページは三洋電機系のサイトに置いているのですが、(NTT以外の光接続の場合)直通のアクセスポイントに接続しないと更新できないからです。他のプロバイダよりできないことが多い。(知人も多いので悪口はいいたくないけど)まあ、このサイトがリストラされずにいつまであるか、ちょっと気になります。何せ月々のアクセス数に変化がないのに、なぜか筆者Webページのアクセス順位が上昇する傾向があるからです。全体の訪問者数が減っているせいでしょう。

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