岡本家記録とは別の話(ライトノベルで暮れる篇)

 岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。12月は 『くらやみの速さはどれくらい』、『アマゾニア』、『ブルータワー』、『ライトノベル☆めった斬り!』、『星々のクーリエ』、などを収録。

 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

ライトノベル☆めった斬り

 増刷がかかったようで、いわゆる「SFの勝ち組」大森望の目のつけどころを証明するかのようです。オフィシャルサイトまでできていて、何か分析でもとおもったのですが、特に必要もないかも。まあせっかくですから、ライトノベル採点分布をグラフにしてみました。ここでA-Fとあるのは、三村美衣考案のライトノベル度チェックリスト(該サイトで公開予定)に従った採点結果。『ライトノベル☆めった斬り!』に収録された100冊(100シリーズ)の本が、ライトノ ベル的にどのような位置づけにあるかを示しています。Aが最高。もちろん、ライトノベル度の高さと、われわれじーさんの読む小説のレベルとはまったく関係しません。とはいえ、A-Cが本来のライトノベル、D-Fは (どこかが)枠外という簡単な分類は可能。目安にはなるでしょう。これを見ると、2000年以降に、ラノベの興隆とともに、新本格やポストサイバーパンク世代のSFが立ち上がり、そういった内容を、著者らがどさくさにまぎれて紹介している様子がわかりますね。 今ラノベにもっとも近いのは純文学らしい。

縦軸はその年から刊行された/始まったシリーズ/単行本の冊数

 年末になって、Lenova(予定)のThinkpadを買いました。といっても4年前のモデルです。 企業が使っていたリース落ち品。こういう類は、ボロボロまで使われたマシンと、遊んでた?ようにきれいなマシンが画然とあって、幸運にも後者。モバイル系のPCは使わない人はまったく使わないのでこういうこともあります。上記話題に関係あるのは(あまり詳しくは書きませんが)壁紙くらいか。OSはLinux。無線(比較的簡単)/有線(内蔵ソフトモデムは大変)モデムを動かすのに一騒動です。

 かくして本年も暮れます。皆様におかれましても、良いお年をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げ、年末のご挨拶に代えさせていただきます。

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