新・気分はリングサイド (第1回)
青井 美香
すみません。なぜ、タイトルに「新」という文字がついているか、他意はありません(笑)。
たんに、間がだいぶあいてしまったので、つけてみました。
五月十二日(日)
金曜の夜から咳に悩まされだした相方は、土曜日一日寝たおしたにも関わらず、きょうも咳がとれない。楽しみにしていた後楽園ホールでのプロレス観戦は、わたし一人で行くことに……といっても、こちらも連休後半からずーっとひきこんでいた風邪がようやくよくなりつつあるかなといった状態。十二時半からの開幕にはとても間に合わず、一時間遅れでよろよろと会場へ。
休憩後の第三試合から観戦。休憩のあとに、ルー・テーズとワフー・マクダニエルへのテンカウントと、鶴田の三回忌追悼(明日が命日だった)があったらしい。
第三試合
ハヤシ&○ハインズ&武藤対×奥村&長井&ケア
ジャイアント馬場杯争奪六人タッグマッチの準決勝第一試合。やっぱり、三人全員頭をまるめてきた(?)武藤組には、負けるよねぇ。奥村とハインズがリングに残された展開で、結果が見えてしまった。でも、奥村なりにがんばっていたけど。試合後の長井の表情が印象的。勝ちたかったんだね。
第四試合
荒谷&○嵐&天龍対安生&×ロトンド&ウイリアムス
安生の誤爆にウイリアムスが怒って、そのうえロトンドにも誤爆したもんだから、最後は安生が仲間からも見捨てられて……当然、試合もウイリアムスが安生をしめているあいだにロトンドがピンをとられて終わり。なんかなぁ……。この試合って、いちおう準決勝第二試合だったはずなんだけど。
第五試合
○カシン&ブッチャー対宮本&×淵
カシンとブッチャーのタッグというだけで、絵になってしまう。試合のほうは、足の動かないブッチャーをいかにうまく見せるかという構図。そうそう、カシンは宮本くんをリング最前列の観客に向かって遠慮会釈なく投げ飛ばしていた。もんどりうって身体ごと観客のおばさまたちにのしかかってしまう宮本くん。この、観客にもガンガンいくっていうのが、新日流? でも、おばさまたち、けっこう喜んでいたから、これはカシン流のサービスだったのかも(^^;)。
第六試合
×本間&小島対保坂&○バートン
バートン、まだ痛めた足の具合がよくないみたい。恒例の、リングサイド一周して観客とハイタッチをやりませんでした。
第七試合
×荒谷&嵐&天龍対ハヤシ&ハインズ&○武藤
ハヤシってちっちゃいけど、動きがいいなぁ。ちゃんといい仕事をしている。それにひきかえ、荒谷は……(^^;)。最後は荒谷の鈍くささが炸裂。