岡本家記録とは別の話(2月)
岡本家記録(Web版)もご参照ください。
ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。
ケーブルモデムの日々
ケーブルモデムを使い出してから、約1ヶ月が経過。STB(セットトップ・ボックス)は、届いてみると例のオラクルが盛んに宣伝していたNCTVですね。NCTVは、WebTVと違ってプロバイダ側でのカスタマイズが容易なため、拡張性が高い…と、オラクルは主張するわけですが、使う側から見ると、何がいいんだかよくわかりません。
- 問題点1:テレビに表示できるのは、脱PCユーザに幅広く使ってもらうため、でありながらコンテンツは現状のインターネットそのもの。VGA相当のTV画面で快適とはいえません。インターフェースもTVリモコン風、残念ながらマウスよりかなり使いにくいものです。インターネットの場合、ハードは重要な意味をもちません。インフラとコンテンツが重要です。
- 問題点2:「これまで、テレビを表示画面にしたインターネット端末で成功したものはない」(ビル・ゲイツ)のは、上記の事情によるものです。情報を提供する側からすれば、多数派を占めるPC(Windows)端末を意識するのは当然。数が少ないNCTVなどは相手にされません。しかし、iモードのように、独自のコンテンツを立ち上げるくらいの勢いがあれば話は別。百万単位を超えるユーザがあれば、何もしなくてもVGAで使いやすいHPが増えていくはず。例えば、プレステ2が普及すると、自然にそうなると期待できます。
- 問題点3:現状TVは居間に置かれていて、いわば家族の共用スペースの中心にあります。このままでは、パーソナルな趣味としてインターネットを利用することは難しい。メールもそうですね。なぜNCTVなのか(存在価値)を、もう少し明確にしておくべきでしょう。まーしかし、常時接続のメリットも当然あって、時間を気にせず何でも適当に見られる点はよい。
- 問題点4:ということで、私が利用するのは遅い時間帯になるわけですが、まずNTT殿には、テレホーダイ時間の廃止を希望します(この時間帯ではケーブルモデムの速度メリットなし。あまりにひどい)。プロバイダ殿には、実験とはいえ、サーバ側の能力を上げていただきたく(しばしばISDNよりずっと遅くなる)。また、ハードディスクを持たないのは、保守にはよくてもキャッシュが少ないので、アクセス的に無駄が多いと思われます。
はたまたオークションの日々
最近盛んになったオークション。yahooなどが有名ですね。ここはほぼ無法地帯と化していて、リスクは全て利用者にあり、と割り切って運用されています。そういう意味で、あまり価値のあるものは出しにくい。巨大な不要品交換市ですね。詐欺の確率は0.5%(米e-bayの場合)なので200件中1人は被害者になる、これを多いと見るか少ないと見るか。安い値段(100円とか)で落札され、銀行振込手数料や送料のほうがずっと高いこともしばしば。とはいえ、中古屋ならばジャンク価格で叩かれてしまう古代のPCが売れたり、人気機種が市場の新品安値よりも高くなることもあり、まー勢いなのでしょうがない(深く考えない人も多い)。パソコンでいえば、PC6601や88系が結構高いようですね。岡本家でも十数年前のポケコンや、ハンディ98などの休眠機を出店しましたが、まあアンティークと中古品の中間に属する中途半端な機種でもあり、捨てるよりリサイクルだと思えばこんなところか。ただ、yahooはもうちょっとサーバの能力を上げるべきでしょう。(アメリカサイトがネット攻撃を受けたのも、レスポンスの悪さに怒ったユーザのせいでは)
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