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岡本家記録とは別の話(10月から11月)

 岡本家記録(Web版)もご参照ください。

 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

京都フェスを待ちながら
 Microsoftが訴訟に負けたので、BeOSやLinuxを同梱したWindowsという可能性もありますね。ユーザが起動時に選択するわけです。あらゆるものをWindowsにしようという、トレーン・ウクバル(ボルヘス)的陰謀を企てるMicrosoftとしては、当面やりにくいことでしょう(気しないだろうけど)。
 さて、今年の京都フェス(11月20/21日)では、ついでにKSFA結党25周年パーティを開催するようです。そういえば、確か15年前に10周年パーティをやったときは、堀晃さん、川又千秋さんや浅倉久志さん、山岸真、高橋良平(スターログ)、関智(SFアドベンチャー)、村山裕(早川書房)、西村俊昭(サンリオ)、大森望(新潮社)各氏などという、今は無き人たち(注:当時の職業ではなくなっているだけですが)も、多数参加してもらったものでした。開場は老舗の京都ホテル(ここも建てなおされて既にない)で、立食パーティだったはず。受付が三村美衣だったか。その後SF界は崩壊し、昔日の栄光は草葉の陰。まーあのころから見ると、今回のパーティは内輪だけのものになりそうなので、形式からして違いますね。20周年はやらず、15周年パーティはやったような気はするが、こちらは記録が無いので何も憶えていません。



PC9801シリーズ“最後の恐竜”FA
(この後、NECは低コストDOS/Vもどき路線に走る)

 岡本家にWindows2000(β3)を導入してから、そろそろ2ヶ月が過ぎます。Windows2000は、β版とはいえ、一般ユーザに四萬コピーを配布(有償)しているわけで、立派な商用OSといえます。しかしながら、ドライバ類がほとんど頒布されていません。特に日本の大手メーカー系製品は少なく、周辺機器が動かなくなることが多々あります(日本メーカは保証もないβ版などにドライバ提供するのは、信頼性に関わるという発想)。当家の場合、Lanカードはたまたまチップセットが同じ別ドライバで動作、GraphicやSound、SCSIはなんとかpatchで乗り切りましたが、スキャナーはだめ。これだけ、別のPCにつなぎ直しています。ちょっと不便ですね。まーしかし、使い勝手や安定性はNT+IEとそんなに変わったわけでもなく、家庭使用でその意義を感じるところまではいきません。そういえば、なぜか、ローカルDNS(従来からLinuxで動作させていた)を立ち上げないと、インターネットにつながらなくなりました。Active Directory等の新技術だけでなく、ネットワーク周りも確実に構成が変わってきているようです。
 そうそう、夏以降に7台あったPCのうち、遅い2台を引退させました。1台は486(66MHz)のDOS/V機でLinux(Slackware)が稼動していたもの。もう1台は、PC9801FAです(CPUは486SX‐16Mから486DX4-100Mに換装)。考えてみれば、PC98はWindows3.1初期の93年5月に買ったものですから、6年が経過しています。たった6年という気もしないではないですが、この世界の6年はほとんど30年と等価です。大阪万博当時の電化製品と思えば近いかも。最近までWindows95を入れて、なんとか稼動していました(プリンタサーバと化していましたがね)。


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