二重時間者

四郷威智


1999年7月

月刊アスキー5(小川)BOOKS WITH PAGESDEEPDRIVE BY Alexander Jablokov評
月刊アスキー7(小川)BOOKS WITH PAGESTHE CHILDREN STAR BY Joan Slonczewski評
月刊アスキー8(小川)BOOKS WITH PAGESCLIMB THE WIND BY Palela Sargent評
青春と読書8井上雅彦私の一番怖いもの特集アンケート
小説新潮9宇月原晴明信長(抄) 
本の窓8横田順彌兵隊さんも大変だね古書ワンダーランド49
モノマガジン8/2岡田斗司夫新オタク日記6/15-6/30
モノマガジン8/16-9/2岡田斗司夫新オタク日記7/1-15
モノマガジン8/16-9/2岡田斗司夫おたくの歩き方第36回秋葉原編
月刊アスキー7岡田斗司夫オタキングの「空想科学宣言」2ロケットの時代
月刊アスキー8岡田斗司夫オタキングの「空想科学宣言」3空飛ぶ電車
青春と読書8恩田陸私の一番怖いもの特集アンケート
NAVI9笠井潔A history of my reading[読書の心臓]栗本慎一郎『幻想としての経済』
小説新潮8菊地秀行魔剣士−妖太閤篇第七回
小説新潮9菊地秀行魔剣士−妖太閤篇第八回
小説新潮8宮部みゆき心眼19
小説新潮9宮部みゆき心眼20
アニメージュ8京極夏彦・大森望少女はなぜ戦うのか京極夏彦読者と世界を作る第16回
本の雑誌8鏡明連続的SF話181建物が主役
本の雑誌9鏡明連続的SF話1821999年7月、パリ
太陽8荒俣宏ザラ紙の楽園アメリカ大衆マガジン再発見7市民の敵、『スパイシー』
太陽9荒俣宏ザラ紙の楽園アメリカ大衆マガジン再発見8胡椒とソースの競争
太陽9荒俣宏風水先生、ニラハウスを訪れるの記 
文芸春秋9荒俣宏怖い本ベスト50阿刀田、宮部みゆきとの座談
オール読物9荒俣宏上方・江戸さんぽ合戦[田辺聖子との対談]
青春と読書8荒俣宏私の一番怖いもの特集アンケート
本の雑誌9高橋良平読む度に血が騒ぐ『1960年代日記』夏休み日記スペシャル
月刊アスキー5高千穂遥高千穂遥の大混線かかってきなさい![ジャイアント馬場をしのぶ]
月刊アスキー7高千穂遥高千穂遥の大混線かかってきなさい![大学時代の思い出]
月刊アスキー8高千穂遥高千穂遥の大混線かかってきなさい![T-Time,MP3,家庭内LAN]
アニメージュ8堺三保第14回「さよならだけが人生さ」SFですよ回天篇
本の雑誌8山岸真SF新世紀異星の少女の波瀾万上の旅を描くブリンの新作長篇
本の雑誌9山岸真SF新世紀夏だ!ホラーだ!広済堂文庫から新シリーズがスタート
青春と読書8篠田節子私の一番怖いもの特集アンケート
小説新潮8酒見賢一陋巷に在り102 
小説新潮9酒見賢一陋巷に在り103 
青春と読書8新井素子私の一番怖いもの特集アンケート
小説新潮9森青花BH85(抄) 
現代8清水義範先生と生徒は「擬似的恋愛関係」にある「遠く学校から離れて」20
現代9清水義範国語教育に「道徳」を持ちこむなかれ「遠く学校から離れて」21
小説すばる8倉阪鬼一郎 
本の雑誌8大森望新刊めったくたガイドこれぞ活字SFの王道だ!新鋭ゼッテルの大ネタを見よ
本の雑誌9大森望新刊めったくたガイド架空音楽史の圧倒的魅力で迫る古川日出男『沈黙』をイチ押しだ!
青春と読書8大森望ホラー・ブームの秘密を探る 
月刊アスキー5大森望Silicon Frog Oil[WWW上の広告について]
月刊アスキー7大森望Silicon Frog Oil[SETI@home]
月刊アスキー8大森望Silicon Frog Oil[クラーク・インタビュー、ファントム・メナス]
小説すばる8大森望津原泰水「蘆屋家の崩壊」今月の、この一冊
アニメージュ8大森望ムツカしい本を読むと眠くなる初恋地獄篇「となりのアンドロイド」「夜明けの睡魔」「死の影」
ユリイカ7大瀧啓裕ハード・ディスクのさえない交換ワールド・カルチュア・マップ幻想通信
ユリイカ6大瀧啓裕パルプ・マガジンのCD−ROM化ワールド・カルチュア・マップ幻想通信
翻訳の世界9巽孝之アメリカ文学の思想12ロマンティシズム(3)
翻訳の世界10巽孝之アメリカ文学の思想13ダーウィニズム(1)
週刊文春7-22巽孝之文春図書館島田雅彦『自由死刑』[評]
小説すばる8谷甲州魔性の女 
青春と読書8竹本健治私の一番怖いもの特集アンケート
本の窓8中島梓なつかしいひとびと 
青春と読書8田中啓文邦夫のことを 
小説宝石8田中光二ダブル破壊司令 
小説宝石9田中光二ダブル破壊司令第二回
モノマガジン8/16-9/2唐沢俊一大悪役図鑑トンデモノ探索ノート23
小説新潮8筒井康隆天狗の落し文 
小説新潮9筒井康隆天狗の落し文 
文学界9筒井康隆納涼御[ひいき]勧進帳 
本の雑誌8白石朗今月買った本 
ユリイカ6浜田雄介村山塊多の探偵小説 
本の雑誌8北原尚彦神田番外地吾輩は車である!?二匹目のドジョウを狙ったもどき小説[わだちのあと]
本の雑誌9北原尚彦神田番外地端から端まで楽しめるゾウの”サトちゃん”が主人公の楽しい絵本
青春と読書8牧野修私の一番怖いもの特集アンケート
中央公論8夢枕獏シナン2 
中央公論9夢枕獏シナン3 
SAPIO7-28夢枕獏絶滅寸前の貴重種”山男”の魅力を永久保存しておきたい!書想インタビュー
別冊文芸春秋99summer夢枕獏腐りゆく天使 
小説すばる8夢枕獏黒塚(第23回) 
青春と読書8矢野浩三郎やっぱりキングとバーカーだ 
青春と読書8鈴木光司国産ホラーのトップランナーと呼ばれて特集インタビュー
婦人公論8-22 蓋棺録光瀬龍

そういや、岡田斗司夫氏の日記に、『本気』をずらりと並べた写真がのっかっていて一気読み云々とあったが、水鏡子さんも休暇とって(←なんか違う)『本気』まとめ読みしたんだよなあ。ううむ。立原あゆみは、ひょっとしてSF界のトレンドなのかっ。


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0007

 ううむ、驚いたね。ユンボって、トラックの荷台から自力で降りられるんやね。
 この間、人が乗っている状態のユンボがトラックの上にあって、ガガガと荷台を傾斜させていくのに出会ったのよな。荷台を上げきった状態で、鉄板かなんかで傾斜路を作るのかと思いきや、いきなりシャベル部分を支点にして、前進しだす訳だ、これが。
 で、キャタピラの先端が着地しますわな。そうしたら今度は、シャベル部分を旋回させて荷台の上に接地させ、そこを支えに一気に降りてしまう訳ですな。いや、出勤途上だったんだけれど、立ち止まって見る価値はあったね。メーカー側が当初からそんな運用形態を想定していたとはとても思えん。だれか名人が考えついたんではなかろうか。
 まあ、シャベル部分で自重を支えられる設計には、なっていたんだろうけどねえ、ひょっとして、今もスペック的に出来ない機種もあるのかも。
 ということで、車長(キャタピラ長?)以上の落差を作っておかなければ、ユンボは自力で這い上がって襲って来るので、要注意だ。
 えっ、どのみち、自分で土を積み上げて道を作ってやって来るって。ううむ、恐るべしユンボ。
 ・・・って、ことは。ああーっ。そうだったのか。横着な奴が、荷台の上から身を乗り出して、周囲の土をかき集めて斜路を作っている時に、バランスを崩して落下。その時とっさにシャベルで車体を支え、そこで身動きがとれなくなって、どうしようと考えていて思いついたのである。いや、もうそうとしか考えられん。そうに決めたっ。

 最近あったことって、これくらいかなあ。と、そういえば「淀が伏見区である」というのに気がついたのも、ついこの間だな(←何十年気がつかずに来とんのじやっ)。いや、まさかあんなもん(スマン→関係者)が伏見やとは思わんやろ。どう考えても久世か八幡のモンとしか思えん。いや、桐山さんに、「淀は伏見や」といわれ、「えー、そんなハズない」と強く主張したのは私です。桐山さんすいません。しかし桐山説によれば「競馬場からの上りがあるから京都市が手放す訳がないがな」ということだったのだけれど、淀はJRAが仕切っているので基本的に人が集まることによる種々の経済効果を除いては京都市は潤っていないのではという説をとなえる人も。そのあたりどうなんでしょう→競馬の人。  


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1899年7月

マンシー・マガジン
21(4)
今回も、いつにも通り駈け足で通過じゃ。
パブリック・アイのセクション。アルフレッド・T・マハンの肖像が出てるね。おや、コスモポリタンでも記事になっているFunstonの写真が出てるね。ジョン・ジェイコブ・アスター夫人の肖像画、ベンジャミン・フランクリン像、トーマス・リプトンの写真なんてのが聞いた事のある人達ね。
 このアスターかどうか知らんが、何代目かのアスターはSFを書いて、そいでもってタイタニックの遭難に巻き込まれてお亡くなりなったとか。いや、なんかわからんが(どうも大昔にマンハッタンの土地を買い占めたか何か)無茶苦茶金持ちらしい。職業、資本家ですからねえ。
 クロカワ・タマさんの写真も出ておりますが、この人は何でもサー・エドウィン・アーノルドの嫁で、日本人で唯一人英国の爵位を持ってるとか。で、ウェイマンの続き、「ニューヨークの真夏の朝」「大洋間を結ぶ」 ホープの続き、「アメリカ統治下のキューバ」「我等がスペイン戦争」「現代産業連合」「ニューヨーク・ヨット・クラブ」演劇セクション、 Elijah fairbrother, Philanthropist by James L. Ford,  The Question by Brand Whitlockってなところ。

コスモポリタン
27(3) 
「爵位と結婚したアメリカ女たち」「バルザック 人と作品」「サモア美人」 A South Sea Island Story by Lloyd Osbourne,  The Hero of the Regiment by Herbert D. Ward「帝国の建設」の続き、「世界の喫茶」、これには日本の茶会とキャプションのついた写真あり)「理想的かつ実際的な家庭組織」 Snowflake and Ishahari by John Luther Long。こいつも日本ネタの短編。「婦人の経済宮殿」、トルストイの続き、「独身生活のロマンスと現実」これはFunston将軍という人があっちこっちに探検に行った話みたい。「水泳について知っておくべき事柄」

ストランド・マガジン
28(1)
L.T.ミードとロバート・ユースタスのStories of the Sanctuary Clubの連載が始まっている。「びっくり自転車」というけったいな自転車を集めた記事。最大の三輪車(一応使える)世界最大の自転車(使えん)最長の自転車(12人乗り?で、盲人が集団で乗る為の物)、世界最年少の自転車乗り(って、ただのガキだが、まあ、当時は最先端のテクノロジーだったのであろう)世界最重の自転車乗り等々の写真が載っている。The Tiral of the "Watch Below"、パンチを覗く、From Behind the Speaker's Chair、ヴィクター・L.ウェントチャーチのLaunched at Society。おおっ、ストランドにはコスモポリタンに対抗するかのように「身分の低い男と結婚した貴族」の記事が。で、グラント・アレンの続き。「動物の行動 犬篇」「コベント・ガーデンのスター」 W.W.ジェイコブの続き。「アークタウンの方舟」「砂の芸術」 ネスビットの続き。

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