岡本家記録(thatta版)あるいはPostPetな日々(7月の日記)
岡本俊弥
えー、久しぶりにザッタに書きます。かれこれ2年ぶりか。当時のザッタ連載記事は、そのまま岡本家記録(Web版)に引き継がれていますので、そちらをご覧ください。
ということで、ここではそこに書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。
- PostPetな時代
SONYが出すものは何でも当たる、というかso-net最大のウリはこれではないか、という奇妙なメールソフトです(あえて説明する必要もないでしょうが、クマかめネコうさぎがメールを運び、エサもやれるという飼育ゲーム風メールクライアントソフト)。喜多哲治も使っているな。
- 岡本家のメール事情
メールはどこでも使えるようになりましたが、ただでメールが出せる環境というのはなかなかありません。当家では、子供(兄妹)がPostPetを愛用しておりますが、さすがに出す相手はまだ家族(兄妹)以外にない。その度にプロバイダ接続されては困ります。
- 時代はUNIX
なぜかUNIXが流行しています。今年になってから特に大量のソフト付き入門書が出ています。FreeBSDとかLinuxで、昔から良く知られてはいましたが、不況でSOHOな時代に、タダでサーバーが組める点が見直されたわけです。たとえば、上述のso-netも、UNIX+apach環境なので、そこらで売っているUNIXと同じです。とはいえ、一体どれだけの人が、サーバーとして使っているのか疑問ですが(クライアントとしては、どー考えてもWinやMacがらくでしょう)。
- 岡本家もUNIX
ということで、PostPet専用メールサーバを岡本家内で組むのも簡単。筆者はLinux
Slackware付き書籍1700円+サーバー用486マシン(ジャンク品1万円、メモリ16M+ディスク250Mの絵に描いたような“ホコリをかぶったマシン”。たいていの解説書では、このクラスでも動くという代名詞としている)でシステムを構成しております。メールは、SMTPサーバ+POPサーバという送受信双方のサーバ(ソフト)が立ち上がっていれば使えます。両者ともLinuxには標準装備されています。PostPet自体はWindowsとMac用のソフトですが、ネットワーク上のサーバが動くメールホストがあれば、それがUNIXであろうがなかろうが、PostPetは動きます。
- ところで、Slackware標準のPOP3サーバは
PostPetと相性が悪く、すぐにロックします(ログインできなくなる)。sendmailはいいのですが。しょうがないので、現在はIMAP4サーバ(ワシントン大学製)を使っております。といっても、IMAP4の機能は使いません(PostPetにそんな機能はない)。
- かくして、岡本家ではローカルPostPetメールシステムが稼動しています。
ちなみに、PostPetは正規ユーザですが、外には使っていません。PostPetParkに行きたいという声もあるけどね。うーむ。当家の環境は、このままダイアルアップルータでISDNする(予定の)ため、そのうち外ともつながれてしまいます。でも、いまのメールアドレスは使えぬな(ちなみに、XXXX@linux.okamotokeというのが家庭内アドレス、外で書いても届きません)。そのときはそのとき。
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