岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。



 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

 11月といっても、もう12月ですね。今月はごく短く、タージマハール・ホテルです。

 さて、筆者は1回だけですがタージマハール・ホテルに入ったことがあります。インドには何回か行きましたが、仕事ではムンバイは素通りでしたので、プライベートの1回だけです。ということで、もう20年前のこと。ホテルは、インド門の直ぐ後ろに建てられた重厚な建物でした。インド門は当時の英国国王の訪印を記念して立てられた、大英帝国の帝国主義を象徴する記念碑です(下の写真の一番右手)。それに対して、このホテルは、インド門に対抗する位置に、愛国主義に基づいて建設されています。タージマハールという名前でも明らかなように、イスラム様式も取り入れられています。確かにインドでイスラム教徒は少数派ですが、古来から共存してきた歴史があり、今回のような事件は皮肉な結果といえるでしょう。

TajHotel 

左からホテルの旧館/新館、インド門(位置的にはだいぶ手前になる)

 とはいえ、このホテルの宿泊料は平均5万円になり(インドやパキスタンの一般庶民感覚からは)お安くありません。宿泊客の大半は欧米からの旅行者です(インドはヨーロッパからの旅行者が多い)。だからこそ狙われたわけですね。

 

Gallery Mumbai terror attacks: smoke rises from the Taj hotel building in Mumbai

An Indian soldier prevents people from aproaching the Taj Mahal hotel after the rescue operation

 ガーディアン(11月27-30日)より。

 インドは貧困の差がまだまだ大きく、ムンバイなどはその象徴といえるくらいスラムと上流階級との差が目立つ街です。テロは単純にイスラム対英米と言い切れず、インドとパキスタン、イスラムとヒンドゥー、貧困と資本主義など、さまざまなキーワードを連想させてしまいます。

 

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