岡本家記録(Web版)(読書日記)もご参照ください。3月は『読書会』、『時の眼』、『零式』、『大失敗』などを収録。一部blog化もされております(あまり意味ないけど)。
 ということで、ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。本編は読書日記なので、それ以外の雑記関係をこちらにまわしてみることにしました。

 3月の記事と思っている間にもう4月ですね。月末発行なので4月号にしとけば良かったかも。

 もともと不動の4人体制が続いていたTHATTAもそろそろ綻びかけ、水鏡子脱落が常態化しています。そろそろ雑誌形式で毎月出すTHATTAも終焉かもしれません(という嘆きが編集長から出てますね)。旧来からあったSF系HPは続々とblog(とかSNS)に移行しているので、もはや個人の日記以外に生きる道はないのかもしれません。気の早いblogではもはやblogは終わった、なぜなら(自分の!)アクセス数が伸びなくなったからだ、とか書いています。真相は逆でblogの総数が増えすぎてしまったので、特定blogだけが注目されることがなくなったということのようです。何せ、世界のblog中30%は日本語で書かれているらしく、いかに日本人が衆に流れやすいかを物語っていますね。ちなみに、20代インターネット利用者の4分の1がblog公開をしているようです。

  うーむ、60年代生まれの誰かが書いていましたが、「10年前だと思っていたことが、実は20年前」という話は、我々の場合もっと深刻で、「つい最近だと思っていることが20年前」だったりします。そもそも、大野万紀編集長の連載「内輪」は1983年6月に始まっています。24年前ですね。もっとも、最初はキース・ロバーツのInner Wheel(1970)を翻訳する連載だったので、現在のスタイルに変わったのは最近です。いや、1年後には半分くらい雑記になっているので、最近といっても23年前のことですね。

 さて、時間認知障害に陥りつつあるオッサン世代としては、絶対人数が少ない割に数が多い“若者blog”とは違うアイデアが必要でしょう。毎日の更新なんてとんでもないですが、毎週とかを本単位で更新するスタイルは、あるようで意外にないものです。おおよその本読みサイトは、雑記や余計な感想が場所をとっていて読みにくい。既存のオッサンblogにも、そういうのは少ない。asahi-netの場合はblogもあるので転換は簡単。勝手に決めていますが、そういう方向になるかも。


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